この記事では、探偵ナイトスクープの歴代局長&局長代理を紹介しています。
探偵ナイトスクープの歴代局長は以下です。
| 代 | 局長 | 出演期間 |
| 3代目 | 松本人志 | 2019年11月29日〜2024年1月26日 |
| 2代目 | 西田敏行 | 2001年1月26日〜2019年11月22日 |
| 初代 | 上岡龍太郎 | 1988年3月5日〜2000年4月14日 |
探偵ナイトスクープの歴代局長&局長代理について知りたい人は、ぜひ、参考にしてください。
3代目:松本人志(2019年11月29日〜2024年1月26日)
松本人志さんが3代目局長として『探偵!ナイトスクープ』に就任したのは2019年11月29日放送回からです。
前任の西田敏行さんが番組を退任した際、エンディングで松本さんへのバトンタッチが発表され、ファンの間でも大きな話題となりました。
就任会見では「大ファンでしたから、二つ返事で引き受けました」と語り、「完成された番組に乗っかるのは初めて。壊さずに自分の色を出していきたい」と意欲を見せています。
松本さんは歴代で初めて、探偵メンバーよりも年下の局長でしたが、就任後は、上岡龍太郎さん・西田敏行さんの流れを受け継ぎながらも、持ち前のユーモアと鋭いツッコミで番組に新しい風を吹かせました。
探偵への指摘も笑いを交えた形で行い、番組全体を引き締めつつ、独自のテンポと間で「松本人志らしいナイトスクープ」を作り上げていきます。
しかし、2024年1月に自身の芸能活動休止を発表。
最後の出演は1月26日放送分までで、以降は間寛平さんや竹山隆範さんらが局長代理を務めています。
約4年にわたる松本局長時代は、笑いと知性、そしてバラエティの品格を保ち続けた新しい探偵!ナイトスクープの形を示しました。
3代目:局長代理
3代目の局長代理は以下です。
\ 松本欠席時【局長代理形式】 /
| 局長代理 | 出演日 | 出演回数 |
| キダ・タロー | 2022年3月4日 | 1回 |
| 間寛平 | 2022年3月11日、2024年2月2日、7月5日、11月22日 | 4回 |
| 竹山隆範 | 2024年2月9日〜2025年5月2日 | 14回 |
| 石田靖 | 2024年2月16日〜2025年5月23日 | 10回 |
| 田村裕 | 2024年2月23日〜2025年5月30日 | 5回 |
| せいや | 2024年3月1日〜2025年6月6日 | 11回 |
| ゆりやんレトリィバァ | 2024年3月8日〜8月30日 | 6回 |
| 桂二葉 | 2024年3月29日〜2025年6月13日 | 7回 |
| 真栄田賢 | 2024年4月5日〜2025年3月28日 | 4回 |
| 永見大吾 | 2024年4月19日〜2025年5月16日 | 5回 |
\ 松本欠席時【特命局長形式】 /
| 局長代理 | 出演日 | 出演回数 |
| 村上信五 | 2025年6月20日〜6月27日 | 2回 |
| 橋下徹 | 2025年7月4日〜7月11日 | 2回 |
| 西川貴教 | 2025年7月18日 | 1回 |
| 小澤征悦 | 2025年7月25日 | 1回 |
| 溝端淳平 | 2025年8月8日 | 1回 |
| 沢村一樹 | 2025年8月29日 | 1回 |
| 佐藤二朗 | 2025年9月5日〜9月12日 | 2回 |
| オダギリジョー | 2025年9月19日〜9月26日 | 2回 |
| 円広志 | 2025年10月3日〜10月10日 | 2回 |
| 新しい学校のリーダーズ | 2025年10月17日 | 1回 |
松本人志さんが2024年1月、自身のスキャンダル報道により芸能活動を休止したことがきっかけで、『探偵!ナイトスクープ』は急遽「局長代理」体制へ移行しました。
最初の対応として、番組に長年出演している探偵メンバー(間寛平さん・竹山隆範さん・石田靖さんら)が週替わりで進行役を担当。番組の雰囲気を保ちながら、通常放送を継続しました。
その後2025年6月からは形式を改め、「特命局長」制度を導入。村上信五さんや橋下徹さんなどゲストが週替わりで局長席に座り、探偵が補佐を務める構成となりました。
これは、局長不在でも番組を止めずに継続するための柔軟な体制であり、30年以上続く長寿番組としての“安定感”と“対応力”を象徴するものとなっています。
2代目:西田敏行(2001年1月26日〜2019年11月22日)
2代目局長・西田敏行さんは、番組ファンの間でも「涙の局長」として親しまれました。
上岡龍太郎さんの引退後、番組スタッフは“探偵より年上で阪神ファン、そして大物”という条件で後任を探し、熱心な番組ファンでもあった西田さんに白羽の矢を立てました。
日本を代表する俳優という多忙なスケジュールを縫い、2001年1月に正式就任します。
西田さんの特徴は、依頼VTRへの真摯な姿勢と、人間味あふれるリアクション。感動的な内容のVTRでは涙を流す姿が多く映され、その姿が番組の温かさを象徴するものとなりました。
探偵の報告に深く共感し、ときに涙をこらえながら「人生のドラマ」を受け止める姿勢は、視聴者の心にも強く残っています。
就任19年という長期政権を築いた西田局長は、番組に「感動」と「優しさ」という新たな要素を加えました。
2019年11月22日放送をもって退任し、その直後に松本人志さんへバトンタッチ。西田さんの時代は、探偵ナイトスクープを“笑いと涙の人情ドキュメンタリー”へと昇華させた名局長時代でした。
2代目:局長代理
2代目の局長代理は以下です。
| 局長代理 | 出演日 | 出演回数 |
| 間寛平 | 2001年6月15日、2003年4月4日、2016年5月27日 | 3回 |
| 北野誠 | 2001年6月22日、7月6日、2003年4月11日、5月9日 | 4回 |
| 桂小枝 | 2001年6月29日、2003年4月18日 | 2回 |
| 石田靖 | 2003年4月25日、2016年3月4日 | 2回 |
| 長原成樹 | 2003年5月2日 | 1回 |
| たむらけんじ | 2016年3月11日 | 1回 |
| 竹山隆範 | 2016年6月3日 | 1回 |
| 田村裕 | 2016年6月10日 | 1回 |
| 橋本直 | 2016年6月17日 | 1回 |
西田敏行さんの在任中に「局長代理」が登場したのは、主に病気やケガなどで西田さんが収録に参加できなかった時期でした。
2001年から2003年にかけては別番組の撮影や体調不良のため、2016年には首の負傷や胆嚢炎により一時的に収録を欠席。その際、間寛平さん・北野誠さん・桂小枝さんなど、長年番組に携わる探偵メンバーが週替わりで局長代理を務めました。
彼らは番組の雰囲気を理解しているだけでなく、西田局長との関係性も深かったため、代役として違和感のない進行を実現。特に2016年の欠席時には、若手探偵の竹山隆範さんや田村裕さんなども初の代理を経験し、新旧探偵が協力して番組を支えました。
こうした「局長代理」制度は、番組を途切れさせずに続けるための柔軟な運用として定着し、『探偵!ナイトスクープ』の長寿を支える仕組みの一つとなりました。
初代:上岡龍太郎(1988年3月5日〜2000年4月14日)
初代局長・上岡龍太郎さんは、『探偵!ナイトスクープ』の創成期を支え、番組の基礎を築いた人物です。
1988年の放送開始から12年間にわたり局長を務め、「複雑に入り組んだ現代社会に鋭いメスを入れ…」という名口上で番組をスタートさせました。
探偵たちに対しては鋭く、時に厳しいツッコミを入れる一方で、ユーモアも忘れない絶妙なバランスで番組を統率しています。
上岡さんは依頼内容を真剣に吟味し、ときには「この依頼はレベルが低い!」と一刀両断することも。その一方で、自身が探偵としてロケに出るなど、番組への情熱も人一倍でした。
番組の「本気で人の謎を追う」という哲学は、彼の司会スタイルによって確立されたと言っても過言ではありません。
2000年に芸能界引退とともに番組を卒業。後任を指名するような形で去りましたが、彼の精神はその後の局長たちにも引き継がれました。
2023年の訃報時には追悼番組が放送され、多くのファンが“名局長・上岡龍太郎”を偲びました。探偵ナイトスクープにおける「局長像」を作り上げた功績は、今なお語り継がれています。
初代:局長代理
初代の局長代理は以下です。
| 局長代理 | 出演日 | 出演回数 |
| 間寛平 | 2000年4月28日、6月30日、9月8日、10月6日、11月3日 | 5回 |
| 北野誠 | 2000年5月5日、6月23日、9月1日、9月15日、10月20日、11月24日、12月15日、2001年1月3日 | 8回 |
| 立原啓裕 | 2000年5月12日、7月28日、11月10日、12月1日、2001年1月19日 | 5回 |
| 桂小枝 | 2000年5月19日、8月4日、9月22日、12月8日、2001年1月3日、1月12日 | 6回 |
| 石田靖 | 2000年5月26日、7月7日、8月25日、9月29日、11月17日、2001年1月5日 | 6回 |
| キダ・タロー | 2000年6月9日 | 1回 |
| 長原成樹 | 2000年6月16日、8月11日、10月13日、12月22日 | 4回 |
| 松村邦洋 | 2000年7月14日 | 1回 |
上岡龍太郎さんが2000年3月に芸能界を引退したことにより、番組は一時的に「局長代理」体制へ移行しています。
これは、上岡さんが降板を翻意する可能性を考慮し、正式な後任をすぐに立てずに番組を継続するための暫定措置でした。
この時期には、探偵メンバーを中心に週替わりで代理局長が登場し、番組冒頭には「今週の局長代行」と書かれた札が局長席に置かれていました。
スタジオの鏡台の上には、上岡局長の写真が額縁入りで飾られ、番組の象徴として存在し続けたのです。
上岡局長の引退は番組にとって大きな節目でしたが、間寛平さん・北野誠さん・桂小枝さんらベテラン探偵たちが交代で進行を務め、番組の空気を守り抜きました。
約8ヶ月間にわたる代理期間を経て、2001年1月に2代目局長・西田敏行さんが就任。この「局長代理制」は、番組を止めずに繋ぐための柔軟な仕組みとして、その後も引き継がれていくことになります。


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