24時間テレビのマラソンってやらせなの?
このような疑問を持っている人は多くいるかと思います。
そこで、この記事では、24時間テレビのやらせ疑惑について調べています。
24時間テレビのマラソンのやらせ疑惑について知りたい人は、ぜひ、参考にしてください。
24時間テレビのマラソンっていつもエンディングの良い感じのタイミングでゴールするからやらせなんじゃないかって思うんだよね。
確かにね。でも、それなら全員成功してるはずでは?時間内に完走できない人もいるから、やっぱりやらせはないんじゃない?
24時間テレビのマラソンはやらせ?本当に走っているの?
24時間テレビのマラソン企画がやらせである確証はありません。
ただし、近年はSNSが普及しており、ツイッター上には24時間テレビのマラソンを追跡するアカウントも存在します。
そのため、近年においてやらせをするのは極めて難しいと考えます。
今の時代、マラソン中にタクシー移動したら一撃でバレるよね。
設定距離をごまかしたりしても、関係者からのリークもあるだろうし、そもそもやらせを行う方が難しいし、やらせをやる意味も特にない。
ただ、インターネット上の意見やSNS上の意見を見てみると、今でもやらせを疑う人は少なくないです。
24時間テレビのマラソンが「やらせ」と言われる理由を調査!
「24時間テレビのマラソンはやらせなのでは?」という噂について調べた結果、主に以下の3つが挙げられます。
- 都合よくエンディングのタイミングでゴールする
- 設定距離を走っていないのではないかという疑惑
- 車移動(ワープ)して距離を稼いだ疑惑
一つずつ紹介しますね。
都合よくエンディングのタイミングでゴールする
昔から24時間テレビのマラソンを見ていて思っていたのは「いつも都合よくエンディングの絶妙なタイミングでゴールするなぁ」ということ。
子供ながらに疑問に感じていました。
もっと早くゴールする人もいていいはずだし、全然間に合わない人がいても良い気がするんだけど。。
このような疑問から「ゴール時間を調整して走っているのでは?」という噂が浮上しています。
ただし、私としては、「ゴール時間を調整して走る」という行為に関しては、全くやらせだと思いません。
ゴールの時間を調整するのはやらせではない!
「都合よくエンディングのタイミングでゴールする」という意見ですが、私も、「おそらく、ゴール時間を調整して走っているだろうな」とシンプルに思います。
それはそうですよね。
毎回毎回、エンディングの良い時間にゴールするわけですから。
ただ、これに関して、私はやらせであるとは一切思いません。
やらせというより演出。
仮に100kmを完走するなら「ゴール時間に合わせて逆算しながら休み休み走る」というシンプルな方法で走っているだけだと思います。
また、24時間テレビのマラソンではマラソンのプロである坂本トレーナーも一緒に走っていますし、ランナーのペースからゴールまでの距離を逆算すれば、エンディングの絶妙なタイミングでゴールできるよう調整できるのだろうなと思います。
そのため、私の結論としては「都合よくエンディングのタイミングでゴールする」という疑惑に関しては「ゴール時間から逆算して走っているだけ」という理由。ただそれだけだと思います。
設定距離を走っていないのではないかという疑惑
24時間テレビのマラソンでは「設定距離を走っていないのでは」という意見もありますが、このやらせも現実にやるのは難しいです。
というのも、今はSNSの時代。
なんと、ツイッターには24時間テレビのマラソンを追跡するアカウントが多数存在します。
そして、そのツイッターのアカウントは24時間テレビのマラソンを追跡し、実際、どれくらい走ったのか、リアルタイムで教えてくれます。
このようなツイッターアカウントが存在している時点で、設定距離をごまかすことはできません。
追跡アカウントのおかげで不正はできない!
もっというと、仮に設定距離をごまかすようなことをしてしまうと、内部から告発されるリスクがありますし、そもそも、設定距離をごまかして走る理由もぶっちゃけあんまりないですよね。
24時間テレビのマラソンを見ていて思いますが、もちろん放送時間内にゴールするのが理想ですが、最悪、放送時間内にゴールできなくても完走できたらそれだけで素晴らしくないですか。
森三中の大島美幸さんが24時間テレビのマラソンを走った時は時間内に完走できなかったけど、最後まで足を引きずりながら走って完走する姿は、とても感動的で涙が出てきました。
そのようなことを思うので、そもそも、設定距離をごまかす理由も特にない。
そのため、私は「設定距離を走っていないのでは」という疑惑はありえないかなと思います。
特に近年においてはツイッター上に追跡アカウントがあるので、ごまかすのは不可能。
車移動(ワープ)して距離を稼いだ疑惑
24時間テレビのマラソンには歴史的やらせ疑惑が存在します。
それが西村知美さんのワープ事件!
2002年にランナーに抜擢された西村知美さんが一時的にとてつもないスピードで走ったことから、「車で移動したのでは?」「ワープしたのか?」とやらせ疑惑が浮上したのが、伝説の「西村知美さんのワープ事件」!
西村知美さんは、残り3時間というタイミングのマラソン中継で、ゴールまで30km残っていました。
「放送時間内のゴールはかなり難しい」と思われた中、なんと、1時間後に放送されたマラソン中継では「残り10km」と表示されていたのです。
つまり、西村知美さんは1時間で20km走ったことに。。
ちなみに女子のハーフマラソン(21.0975km)の世界記録はレテセンベト・ギデイ選手(エチオピア)の“1時間2分52秒”です。
21kmの世界記録が約1時間であるため、西村知美さんはほぼ世界記録ペースで20kmを走ったことになります。
いやいや絶対にありえない。。
急に西村知美さんが世界記録ペースで走り始めたらビビるよね。
今すぐハーフマラソン始めるべき。
このありえない現象から「車で移動したのでは?」「ワープしたのか?」と疑惑が流れたようです。
ただ、この疑惑はシンプルで、24時間テレビ側の表示ミスが濃厚。
そのため、「西村知美さんのワープ事件」は、事件でもなんでもなく、24時間テレビ側のミスである可能性が高いです。
つまり、やらせではない可能性が高いです。
普通に考えて、こんな露骨な「やらせ」やるわけない。
バレバレだし、誰も得しないよね。
車移動(ワープ疑惑)は度々浮上する噂!
車移動(ワープ疑惑)の噂で最も有名なのは「西村知美さんのワープ疑惑」かと思います。
ただし、他にも車移動(ワープ疑惑)は浮上しています。
- ダチョウ倶楽部
- はるな愛
- 佐々木健介&北斗晶一家
ダチョウ倶楽部
1994年に放送された24時間テレビでは、ダチョウ倶楽部が3人で100kmを完走しています。
ただ、後にビートたけしさんが「ダチョウ俱楽部は24時間テレビのマラソンで車を使って移動していた」と暴露。
この発言により、24時間テレビのマラソンのやらせ疑惑が浮上しました。
しかし、この発言はビートたけしさんの冗談。お笑いで言った発言です。
ただし、ビートたけしさんは非常に影響力のある方なので、冗談でもこのような発言を取り上げられてしまいます。
結果、ダチョウ倶楽部と24時間テレビにやらせ疑惑が浮上してしまったようです。
冗談で言ったものがおおごとになってしまっただけみたいだね。
当時はSNSもないから、すぐに否定するのも難しい。
はるな愛
2010年に放送された24時間テレビで、はるな愛さんは85kmを完走しています。
しかし、SNS上で「62.9km」だったという情報が拡散され、「走行距離をごまかしたのでは?」という疑惑が浮上しました。
ただ、その後、改めて調査した結果「85km」完走していたことが発覚したので、やらせではないことが判明しています。
佐々木健介&北斗晶一家
2012年に放送された24時間テレビのマラソンでは、
- 佐々木健介
- 北斗晶
- 佐々木健之助(息子)
- 佐々木誠之介(息子)
が合計120kmを完走しています。
ただし、最後のランナーである北斗晶さんが走っている際、ゴールまで残り1,99kmというタイミングで急に、残り1,38kmと表示されました。
一瞬で610m進んだということで「ワープしたのでは?」という疑惑が浮上していますが、普通に考えて24時間テレビ側の表示ミスですよね。
実際、24時間テレビの放送終了後、番組側から表示ミスであることが説明されています。
北斗晶さん、最後はかなり足にきていてフラフラだったからワープする余裕ないはず。
家族4人でボロボロになりながらゴールする瞬間は感動的だったな。
24時間テレビのマラソンは放送時間内の完走に失敗している人もいる!
24時間テレビのマラソンは放送時間内に完走できなかった人もいます。
24時間テレビ歴代マラソンランナーで放送時間内に完走できなかった人はこちら。
放送回 | 放送年 | ランナー | 走行距離 | 結果 |
第36回 | 2013年 | 大島美幸(森三中) | 88km | 時間内に完走できず |
第32回 | 2009年 | イモトアヤコ | 126.585km | 時間内に完走できず |
第30回 | 2007年 | 萩本欽一 | 70km | 時間内に完走できず |
第26回 | 2003年 | 山田花子 | 110km | 時間内に完走できず |
第19回 | 1996年 | 赤井英和 | 100km | 時間内に完走できず |
第15回 | 1992年 | 間寛平 | 153km | 途中リタイア |
上記のランナーは残念ながら放送時間内に完走できませんでした。
放送時間内の感想はできなかったけど、最後まで走りきっているよ!
また、初回の24時間テレビのマラソン企画では、間寛平さんが200kmに挑戦しましたが、たくさんの観客が見にきたことで沿道に人が殺到し、無念の途中リタイア。
24時間テレビで最後まで完走できなかったのは後にも先にも初回の24時間テレビのみです。
初回の24時間テレビでは番組内でスタート地点とゴールまでのコースを発表。よって人が殺到してしまったみたいだね。
この経験から24時間テレビはマラソンコースの発表をしなくなったよ!
このように放送時間内に完走できなかった人が一定数いるということは「やらせがない」ということの一つの証明になるのではないかと思います。
やらせやるなら失敗するなんてことは起こらないと思うので。
もちろんそれだけでやらせがないことを証明することはできませんが。
走った距離に嘘がなければOK!
24時間テレビのマラソンにおいて私が思うのは「走った距離に嘘がなければOK」ってことです。
放送時間内に間に合うのが理想ですが、最悪間に合わなかったとしても、走り切ることに意味があると思うし、もっと言えば、挑戦するだけですごいと思います。
自分の人生で、100kmマラソンなんて挑戦することなんてないからね。
このような企画にチャレンジする時点で素晴らしい。
そのため、走った距離に嘘がなければ、ゴール時間を調整して走っても全然OKです。
ただし、走った距離を嘘ついたり、車で移動するなんてことは絶対NGです。
特にチャリティーマラソンなら言語道断!
なので、視聴者としては、走った距離を嘘つくことだけは辞めてほしいです。
今まで、走った距離を嘘ついたことはないですが、これからもそのようなことには手を染めずに放送してほしいところですね。
今は追跡アカウントもあるので、そもそも、走った距離をごまかすのは不可能だと思いますが。
そもそも、走った距離をごまかす理由もないんだけどね。「誰得?」って感じで。
まとめ
24時間テレビのマラソンが「やらせである」という確証はありません。
そして、この記事では「24時間テレビのマラソンはやらせなのでは?」という疑惑について調べてきましたが、私の結論としては、現状、やらせは行われていないと思います。
何度も言いますが確証はないです。
主にやらせを疑われる理由として、以下の疑惑が挙げられますが、これらのやらせ疑惑は信憑性があまりないです。
- 都合よくエンディングのタイミングでゴールする
- 設定距離を走っていないのではないかという疑惑
- 車移動(ワープ)して距離を稼いだ疑惑
上記がやらせではない理由は以下です。
・都合よくエンディングのタイミングでゴールする
→ゴール時間を調整して走るのはそもそもやらせではない。ただの演出。
・設定距離を走っていないのではないかという疑惑
→追跡アカウントが防止しているため、設定距離はごまかせない。
・車移動(ワープ)して距離を稼いだ疑惑
→車移動(ワープ)ではなく、表示ミス。24時間テレビ側の不手際。
ゴール時間を調整して走るのはやらせではなく、ただの演出ですし、設定距離は追跡アカウントがあるため、ごまかすことは不可能。
車移動(ワープ)疑惑に関しても、24時間テレビ側の走行距離の表示ミスです。
これらのシンプルなミスを無理に「やらせ」と紐付ける必要もないでしょう。
あとはとにかく「走行距離に嘘がなければOK」というのが私の意見です。
24時間テレビは良い意見もあれば悪い意見もある番組。
そんな中でも、個人的には24時間マラソンを毎年楽しく拝見しているので、今後も、変な不正はせず正々堂々チャリティーマラソンを続けてほしいと感じます。
いろんな意見があるけど、一生懸命走っているランナーの姿は感動するよね。
放送時間内に間に合わなくたって良いから走行距離をごまかすことだけはしないほしい!
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